今の仕事、職場に嫌気がさしてしまい、転職を考えている方は少なくないでしょう。そういった方の選択肢として、何よりも心機一転することを最優先することを考えているのなら、それまで未経験の職種や業界での仕事に就くという選択があります。ひとくちに仕事と言っても、毎日長時間のデスクワークが必要な仕事もあれば、身体を動かすことが主となる仕事もあります。そういった、それぞれの仕事で最も強いられることから離れ、真逆の仕事に付くことによって、思わぬ天職が見つかることも珍しくはありません。たとえば接客業は、人との関わりあいが仕事の大半の要素を占める仕事ですが、これは明確に向き不向きがある仕事だということができます。向いてないと考えるなら離れ、人との関わりは好きだが接客業に携わったことがないというのなら、一度試してみるに越したことはないのです。
デスクワークから肉体労働へ、またその逆にといったように、全くに異業種に転職するからといって、必ずしも、それまでに身に付けたスキルが全く役に立たなくなってしまうわけではありません。たとえば、農業は肉体労働の代表的な仕事ということができますが、近年は農業にも技術革新によるAI化の波が押し寄せており、それまでコンピューター関連の仕事、プログラミングに関する仕事をしていた方が、そのスキルを農業で生かしているケースなどが多数見受けられるようになっているのです。従来は全く接点がないとされていた仕事のやり方やスキルが繋がり、それによって新しい仕事のあり方、画期的な稼ぎ方などが模索されている時代の波に乗ってみてはいかがでしょうか。